某引出しのタイムマシンの矛盾についての話
みなさんもご存知であろう自分の引き出しもそうなってたらいいなぁとか一度は思った事があるであろうあのタイムマシンの話です。
タイトルでは某と書きましたが面倒なので本文では伏字にせずに書いていきます。
ドラえもんで、のび太くんがタイムマシンに乗って未来の自分(確か中学生くらい)に会いにいくというエピソードがあるのですが、これ、凄く矛盾しているんです。
気付いたのは自分が小学生の時なんですが、友達に定期的に説明しても中々分かってくれる人居ませんでした。自分が説明下手なのもありますが。悲しい。
なぜ矛盾しているかと言うと、まず時間の流れを一本の川だとします。上流が過去、下流が未来です。みんなはここを流れているわけですね。そして、のび太くんが引き出しに入る、つまりタイムマシンの空間に入った時点で、川から外れてタイムマシンの空間と言う支流に入る訳です。川に例えましたが支流の流れの速さは無視することとします。そうすると、川からのび太くんの存在が無くなりますよね?
もう気付いた人も居るんじゃないでしょうか。タイムマシン、支流から元の川へ戻った所で、大きくなったのび太くんなんて居ないんです。精々ある日突然息子が消えて哀しみと絶望にくれる日々を送るパパとママが居るくらいでしょう。他には大きくなったジャイアンとかですね。そう、タイムマシンを降りた先にあるのはのび太くんの居ない世界なんです。
もっとおかしいのは、エピソードの中でのび太くんは未来の自分に会って、なんだったか忘れたけど感銘しただとかそんな理由で変わろうとするんですが、未来ののび太くんはそれを全く覚えていません。これは最早別人じゃないですか。
せめて未来に行って戻ってきた後ののび太くんの未来ではなく、行く前ののび太くんの未来だったとしましょう。それでもダメです。未来の自分に会おうとしたことすら覚えてないんですから。
細けぇ事はいいからタイムマシンに乗って未来に行っても未来は変わらないんだよ!という意見の人、それもダメです。
そもそもドラえもんがのび太くんの元へ来たのはひ孫?だかひひ孫が今の生活が苦しいのはあなたの代のせいだから、未来を変えてほしいと言ってやって来たのですから。
そして未来が変わったエピソードが最初の方にあるのですから。
だからあれは未来を変えるタイムマシンなのです。矛盾してるんです。
今までこれについて結構な数の人達に話したけどわかってくれる人ほとんど居ませんでした!
このどうでもいいことを最後まで読んでくれた人がどうか理解してくれますように!!
というか改めて自分でまとめてみたけどほんとにどうでもいいな、この話。